ゴールデンウィーク「こどもの日」本特集
育休・父と子・教育・言語——「子ども」を軸に選んだ5冊
こんにちは、ツンドクスタッフのるこです📚 前回載せたゴールデンウィークの「5月4日みどりの日」特集に続いて第2弾になります! 今回は「5月5日こどもの日」特集で、教育に関する本を中心に選んでみました。ぜひゴールデンウィークの読書の参考にしてみてください🎏
男性育休の社会学
中里 英樹/早川 宏美
「子育て」「教育」の本のコーナーに行くとどうしても「母親」目線で書かれている本が多いけれど、そんな中男性視点でしかも「育休」にフォーカスして書かれている1冊です。
いろいろな本を読んでいると、「世の中にはこんな人もいるんだ」「こういう考え方の人もいるんだ」と知れてそこが読書の魅力だと思うのですが、男性目線での育休に関する考え方も知れるだなんて読書って本当にいろんなジャンルがあって面白いなとつくづく感じます。
たのしい保育園
滝口悠生
こちらも父親目線で書かれた1冊なのですが今度は「小説」です。
『男性育休の社会学』は専門用語も多く出てきて読んでいてたまに難解な場所がありますが、こちらは連作短編集なので普段読書に慣れていない人にもおすすめです!
それがやさしさじゃ困る
鳥羽和久
福岡で学習塾を開いている鳥羽さんの最新作です。鳥羽さんはこの作品以外にも基本的に教育関係の本をたくさん書かれているのですが、今回の作品は共著になっていて写真家の植本一子さんの写真も収録されています。(写真に写っている子どもたちは実際に鳥羽さんの生徒たち)受験のための勉強を教えるのはもちろんですが、思春期の子どもたちの悩みや不安に対して毎日向き合っている鳥羽さんの考えが本当に毎回素敵で、子どもだからって子ども扱いせずに1人の人間として向き合っている鳥羽さんを見ていると、対等に自分のことを見てくれる大人がいることってどれほど尊いことなんだろう、と思います。
子どもに学ぶ言葉の認知科学
広瀬 友紀
言語学者が子どもの言い間違いや書き間違いに対して研究者の本気を出してそれをきっかけにして考えていく1冊です。
子どもが文字を書き間違えていた時に叱って終わらせるのではなく、「なんでこう間違えたんだろう」と一緒になって考えたり、好奇心を持つことが大人も気づけなかった発見に繋がったりするんだろうなあ、と感じます。
ニワトリと卵と、息子の思春期
繁延 あづさ
個人的にこの5冊の中でイチオシな1冊です!
息子がゲームを買ってほしいとわがままを言うから却下したら「じゃあ鶏を飼わせて」と言ってきたという珍しい話から始まりますが、著者の繁延さんが実際に体験されたお話です。
「ゲームは禁止」「お小遣いは○○円まで」といって親からルールを一方的に決めることは楽だけど、それに対して頭の回転の速い小学生の息子が反抗してくるシーンを見ていると自分が当たり前に思っていたルールについて改めて考えたくなってきます。
どんなジャンルでもあるのが本の魅力!
2回に分けてゴールデンウィークに読みたい本特集を書いてみましたが、いかがでしたか?🍃
私自身「緑の本」「子どもに関する本」と括って選書をするのが初めてだったのですが「教育」1つにしても「子育て」だったり「育休」だったり、こんなにも本のジャンルってたくさんあるんだなと改めて気づきました。
次に読みたい本を探す時に、キーワードをかなり絞っても見つかるのが本の魅力だと思うのでみなさんも今気になるテーマについてぜひ本で読んでみてください🔑