ゴールデンウィーク「みどりの日」本特集📗
「5月4日みどりの日」にちなんで選んだ、小説・短歌・漫画・科学エッセイ全5冊
こんにちは、ツンドクスタッフのるこです📚 春があっという間に終わって気づけばもう5月!!初夏!!ゴールデンウィーク!!! 本を読みたいと思ってたけど、結局仕事が忙しくて読めてない…なかなか時間が取れなかった…そんな方も大型連休なら、本を読むチャンスです!🌳 ということで今回はゴールデンウィークに読みたい本特集です📖 特集を組んでいたら選びたい本がたくさんあったので、まずはゴールデンウィーク中にある「5月4日みどりの日」にちなんだ本を選びました!後半も後日アップするのでお楽しみに…!
万事快調〈オール・グリーンズ〉
万事快調〈オール・グリーンズ〉
波木 銅
このクソ田舎とおさらばするには金! とにかく金がいる! だったら大麻、育てちゃえ(学校の屋上で)。茨城のどん詰まり。クソ田舎の底辺工業高校には噂があるーー。表向きは園芸同好会だが、その実態は犯罪クラブ。メンバーは3人の女子高生。彼女たちが育てるのは、植物は植物でも大麻(マリファナ)だった!ユーモラスでオフ・ビートな文体が癖になる、中毒性120%のキケンな新時代小説
実物を前にすると、300ページ以上ある若干ぶあつめの小説ですが、月に40冊読む私が普段読書をしない人にもおすすめできる作品です!!あらすじを読んでもわかるように表紙とタイトルの「グリーン」は大麻の意味です🍃ぶっ飛び設定と勢いで気づいたら読み終わります(笑)
緑の祠
緑の祠
五島諭
「新鋭短歌シリーズ」での初版刊行からちょうど10年。『緑の祠』以後の作品を増補し、五島諭の全短歌作品を集成した一冊。
こちらは短歌です!「書肆侃侃房」という短歌が好きな人にはおなじみな歌集を多く出している出版社の「現代短歌クラシックス」シリーズの中の1冊です。表紙も毎回毎回デザインが可愛いし持ち運びにもピッタリな薄さとサイズ感。ゴールデンウィークのおでかけに行く時の鞄の中にこれを1冊入れて、空いた時間に1首ずつ読むのもおすすめです!
緑の歌
緑の歌 = The Song about Green : 収集群風. 上
高 妍
緑の歌 = The Song about Green : 収集群風. 下
高 妍
"好き"の気持ちに、国境はない。日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。見たことのない景色。初めての感情。そして不思議な少年と夢に。まるで、風に吹かれるように。これは音楽を愛し、物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。
今度は漫画をセレクトしてみました! 高妍さんは台湾の方で『隙間』という漫画も全4巻で出していてそれもめっちゃくちゃいいのですが、その前作として出されている上下巻で完結する漫画になります。私は普段漫画を読まないんですが高妍さんの作品は本当にいい…大好き…。大人になった今、『緑の歌』を読むと出てくる女の子がまっすぐすぎて読み終わった後に走り出したくなります。この作品読んで読み終わった後走り出したくなった同志居ないかなあ(笑)
僕には鳥の言葉がわかる
僕には鳥の言葉がわかる
鈴木俊貴
言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。
表紙やタイトルが緑、というわけではありませんが、ゴールデンウィークぴったりな1冊だと思います。著者の鈴木さんは鳥類学者として普段長野の山奥にこもって1日中鳥の観察や研究をしている方です。
いつもなにげなく生活していて気づいていなかった鳥の鳴き声が実は意味を持って鳴いていたことに気づいた鈴木さんの本を読むと、これって鳥に限らず世の中にあるものすべてに通じることだなと思えます。興味がない、知らない、と決めつけて過ごすよりもなんでこうなるんだろう、って好奇心を持って過ごしたほうが毎日が豊かになる気がします。
ゴールデンウィークは夏に比べて外出もしやすい気温なのでこの本をもって公園で鳥を観察するのもおすすめです!🐤
野球短歌
野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった
池松 舞
「― いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。」この言葉からはじまる、2022年のプロ野球を、阪神戦を軸に毎試合ごと短歌を詠み続けていった、全313首を収録。野球を愛する苦しさと幸せが、熱量高く密封されています。 巻末には、詩人の斉藤倫さんによる寄稿を掲載。
こちらも短歌なのですが、「みどりの日」で選書している時に野球場のグラウンドの大きな緑が頭に浮かんでセレクトした1冊です。
著者の池松さんが大の阪神ファンで試合を毎日見るごとに湧き上がってくる感情が多すぎて、ほぼ毎試合終わるごとにその日の試合の感情を短歌にしていてそれを1冊にしたというおもしろすぎる発想…!
「短歌」と聞くともっときっちり書かなきゃ!となりそうだけど確かに自分の応援している球団に対してこんなにも感情が揺さぶられたらそのエネルギーから短歌を詠めるのか…!と読んでいてパワーをもらえる1冊です。
次に何を読もうかな、と考えた時にその時の季節に合わせた選書をしてみるのは自分の読書をする時の気分も上がるのでぜひやってみてください!
ゴールデンウィークに読みたい本特集、次回は5月5日の「こどもの日」に合わせた特集を掲載します、お楽しみに!!